NTT LABORATORIES

武田 浩太郎

デバイスイノベーションセンタ

2012年入社

インパクトのある数字を世界に

世界中で激しい開発競争が繰り広げられるシリコンフォトニクス。
この分野で世界的インパクトを残し続けるNTTで、武田も輝かしい成果を残し始めている。

Technology

大容量通信実現のためにパーツのデザインを研究

武田が研究・開発を担当しているシリコンフォトニクスは光通信に大きな変革をもたらす技術として、現在、世界中で開発競争が繰り広げられているテクノロジーだ。この技術により従来、ハガキほどの大きさがあった通信チップが数mm四方にまで縮小が可能となる。サイズが小さくなるということは、これまでと同じサイズの上により多くのチップを搭載することができるようになり、大容量通信が実現する。また、たくさん敷き詰めてチップ間の距離が短くなるので出力エネルギーを低減することができて、省電力化にもつなげることができる。
武田はこの中でも、光信号を受光する部分の設計から評価までを担当している。
「光信号を効率良く受信して電気信号に変換するための、受光部分のデザインの開発を担当しています。400Gbpsというものすごい速度の信号を効率良く、効果的につかまえるためには、パーツをどんな構造にすれば良いのかを考えるのが私の研究内容です」。

Personality

研究も開発もどちらも託されるように

これまで研究を継続してくる中で、強く意識してきたのが「トップスコアを出す」ことだった。シリコンフォトニクスは世界にライバルの多い研究分野でもあり、多くのライバルよりも早く、インパクトのある数字を出すことに情熱を傾けてきた。しかしその後、実用化への糸口が見え始め、研究から開発段階へとフェーズが移り変わると、悩みの質が変化していったという。
「研究段階であればとにかく処理の速さを追究すれば良いという考えはありました。けれど開発に近づくと、それだけではなく、その速さに代表されるような優れた性能を安定して長く発揮し続けられるかということを考えなくてはいけません。これまでとは発想が異なる作業だったので、少し戸惑いもありました」。
「今後は、研究段階でも、開発段階でも、どちらの段階で研究に携わったとしても周囲から信頼されるスキルを持った研究者になりたい」。武田は将来への想いをそんな風に口にしてくれた。

Profile

武田 浩太郎
2012年入社。NTT研究所の最大の魅力は、研究者としてレベルが高い人材の層がものすごく厚いことだと感じている。
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