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【博士卒向け】2026年3月までに修了見込みもしくは修了済みの方はこちら

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2026年3月までに大学院博士後期課程を修了見込みもしくは修了済みの方が対象となります。
※博士前期課程・学士の方に関しましては、2025年3月以降に改めてお知らせいたします。
This entrance is for those who are expected to complete or have completed the doctor's course at the graduate school by March 2026.
* For master's and bachelor's students, we will inform you again after March 2025.

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新卒採用マイページへご登録済みの方はこちらよりログインをお願い致します。
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【修士・学士卒向け(博士一年生含む)】 2026年3月以降に卒業(修了)見込みの方はこちら

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2026年3月以降に四年制大学・大学院修士課程・大学院博士課程を卒業(修了)見込みの方が対象となります。
This entrance is for those who are expected graduated from a four-year university or completed a master's/doctor's program after March 2026.

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インターンシップなど各種イベントへのエントリーはキャリア教育マイページよりお願いいたします。
To apply for internships and other events, please visit your Career Education My Page.
※10/31までにご登録いただいた方へ
新たなキャリア教育マイページに切り替わっておりますので11/1以降はメールのご案内に沿ってログインをお願いいたします。
※For those registered by Oct. 31
Please follow the instructions in the email to log in from Nov. 1 as we have switched over the Career Education My Page.

シリコンフォトニクス技術を極め、
効率的で利用しやすい
光電融合デバイスを設計する

  • #ネットワーク
  • #光電融合デバイス
  • #デバイスイノベーションセンタ(DIC)

デバイスイノベーションセンタ(DIC)

川村 百合子

01.高性能で利用しやすい新たな光送受信モジュール

私が担当している研究は、光ファイバで光信号を送受信するための光送受信モジュールで、中でも光信号を電気信号に変える光変調器の設計です。これまでよりも低消費電力で、なおかつ膨大な情報処理能力を有する未来のネットワークには、新しいデバイスが数多く活用されていくことになります。そこに用いられるものは高性能であるのと同時に「利用しやすい」ものであることも重要な要素です。

02.シリコンフォトニクスのメリットを活かした光変調器の設計

研究では主にシリコンフォトニクス技術を用いた設計を行っていますが、これは光信号を電気信号に変える効率や速度で言えば、一番優れているとは言い難いものです。しかし、大規模生産の可能性、性能の安定性、1つの微小なチップにさまざまな光機能を集積できる点など、将来的なコストや利用しやすさを考えた際には非常に優れた面の多いプラットフォームでもあります。

シリコンフォトニクスチップには、光信号を電気信号に変える光変調器だけでなく、光導波路を用いたパッシブ素子やゲルマニウム PD(Photo Diode)といった受光器などが集積されており、チップ内に複雑さを閉じ込めることにより、外側のパッケージは簡易でコンパクトなものにすることができます。これらの特徴を活かしながら、より高性能な光電融合デバイスを実現するために、性能を維持したままどのぐらい小さくできるか、そのためには変調器はどのような設計が適しているのかといった研究を行っています。

03.去年作ったものよりも、今年はより良く

何度も設計と実験を繰り返し、前回よりもより良いものをつくるために、いつも手を動かし、頭をひねりながらアイデアを絞り出す毎日です。DICは実用を見据えた部分で研究を行いますが、研究所には他にももっと基礎的な領域で先端技術に挑戦している研究所もあり、そこで世界的に名を馳せている研究者の方もいらっしゃいます。そうした方々からの情報を得ることができる環境は、手を動かして試行錯誤するだけでは見えなかった考え方に触れ、大きく思考を飛躍させるヒントとなることもあります。多くのチャンスが転がっている環境で、さらに技術力を高め、自分が設計から携わったデバイスがNTTのネットワークに導入される日をめざして研究に励んでいます。

※記事本文中の研究所名や社員の所属組織などは取材時のものであり、
旧研究所名の場合がございます。

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